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連載30 小松式シナリオ解析論考総括


【座付き作家からの質問】

 本日で小松式シナリオ解析論考(入門編?)は終了です。ここまで連載を続けてきて、新たに考えたことや感じたことがあれば、教えてください。

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【小松愛の回答】


 改めて小松式シナリオ解析論考連載01から連載29までを読み直してみました。・・・誤字脱字がたくさん見つかってしまいました。これはこっそり修正しておこうと思います。

 自分にとってはシナリオは出演をするか否かを決める判断材料になります。作家や共演者、スケジュール、劇場が決まっていてもシナリオがなければ出演を決めることはできません。シナリオを吟味するメソッドを自分の中で確立しておくことは大事なことです。

 また創作過程で演出家と意思疎通ができなければ役者として力を発揮することは大変困難です。作品の解釈やイメージを演出家と共有するためのベースを築くため、シナリオ解析を自分でやっておくことは必要な準備です。

 これまで書いてきた解析術は、まだ使いこなせるレベルには至っていません。知識や情報としては理解できても、実際にシナリオ解析をしてみると、気づかないことがたくさんあります。

 同じシナリオでも猪本の解析と私の解析を比べてみると、自分の文章はなんて幼稚なんだろうと正直赤面してしまいます。でも解析は正解があるわけでもありませんし、解釈のズレをなくすために使うものなので、今はそれでいいのかなと考えています。もちろん、目標は誰よりもシナリオが読める女優になることですが。役者にとってシナリオが読めることは、本当に大きな武器になりますからね。演じる力と同様、これからも解析の勉強を続けていき、自分自身の解析メソッドを身につけていきたいと思います。

 更新遅れがショッチュウでしたが最後まで、なんとか連載を続けることができました。自分自身の勉強のために書いた連載なので、読みにくい部分や分かりづらい箇所があるかとは思いますが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。



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【座付き作家からのコメント】


 長期間の連載、お疲れ様でした。

 
小松Pの場合、基礎的な部分はほぼマスターできていると思います。あとは、実践を通して応用力を磨くだけです。

 シナリオを読む力がつけば、その分、女優としての可能性も飛躍的にアップします。新小松研のシナリオ解析論考は今日で終わりますが、今後も油断することなく、シナリオ解析の奥義をひたすらに探究し続けてもらいたいです。